Culture

ASJの文化活動

ザ・ベスト・オブ「ミーレのある住まい」

去る12/10(土)、建築家情報空間「ASJ TOKYO CELL」(丸の内)にて、皆様の人気投票で決まったザ・ベスト・オブ「ミーレのある住まい」のグランプリ発表や授賞式を開催いたしました。
投票いただいた皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

グランプリ

「リゾートライフリノベーション」

:食器洗い機
設計:平岡建築デザイン

平岡 孝啓
HIRAOKA TAKAHIRO

平岡 美香
HIRAOKA MIKA

施工:ASJ り’あさスタジオ
写真:スターリン・エルメンドルフ

「家にいるときはほとんどキッチン付近にいます」と話されていた奥様。
お客様を呼んでのパーティーやイベントなど、ホームパーティーに対応できるキッチンが必要でした。 奥様が選ばれたのは、機能性、デザイン性に優れたイタリア製のキッチンとミーレの製品です。
石や木、金属などの素材感を活かした空間に際立つキッチンの白色。 ミーレの製品は面材を合わせてその存在を溶け込ませています。 キッチンから眺める水盤は昼と夜とで表情を変え、映り込む樹木が季節の移り変わりを知らせてくれます。
日常の中にリゾート感覚を取り入れた、落ち着いた癒しの住宅となりました。

第2位

「多摩川の家」

:食器洗い機
設計:スタジオCY

堀内 雪
HORIUCHI YUKI

写真:傍島利浩

多摩川を臨む川辺りに建つアトリエ兼住居(鉄⾻造3階建)のキッチン。
ファクトリー的な気配と少しビンテージ感のあるインテリアと馴染むよう、アイランド側は、鉄のフレームを使い、古材のカウンターをのせ素材感を織り込んだ。
アイランドと壁側の両方にシンクを配置している。面材はアイランドはウォールナット、壁側は濃色でシャープに。トップはステンレスのバイブレーション仕上げ。
珈琲用のサイフォンを設置しカフェテイストに仕上がっていて、カフェとしても営業できるように設計されている。
Mieleの食洗機は、デザインと定評のある洗浄力&耐久性で選びました。カウンターに合わせてステンレスのパネルを使っています。

第3位

「富津岬の別荘」

:食器洗い機
設計:MDS

森 清敏
MORI KIYOTOSHI

川村 奈津子
KAWAMURA NATSUKO

写真:奥村浩司

海まで歩いてすぐの場所に建つ週末住宅です。
屋上からは松林越しに東京湾、夜は海岸線沿いに浮かぶ美しい夜景、そして天気の良い日は遠く富士山を望むことができます。別荘らしく自然を感じる開放的で大らかなプランとなっています。2階LDKの天井高さ約4mのおおらかな大空間、窓からの⾵風景を損なわないように、キッチン、冷蔵庫、家電、食器、清掃用具、エアコン、トイレの必要な機能はすべて壁面に見立てられたこの多機能壁面家具に納められ、空間的にもインテリア的にも調和したキッチンとなっています。

ASJ賞

「S Residence」

:電子レンジ機能付オーブン
設計:山﨑壮一建築設計事務所

山﨑 壮一
YAMASAKI SOUICHI

写真:中村絵

斜面地に建つRC+S造の邸宅。眺望を活かすこと、開放的な空間をつくることが望まれた。
敷地の高低差を利用し、道路より一段高い基壇を設け、その上に主要室と芝庭を一体的に計画した。庭を囲むL字ヴォリュームの中に、フォーマル+ファミリー2つのリビングとキッチン、ダイニングを設けている。これらはひとつながりの空間であるが、フロアレベルに細やかな高低差を設けることで抑揚をつけた。
L字空間の中心に置いたキッチンは全面隠すことのできる壁面収納とシンプルなボックス型カウンターにより構成される。カウンターは天板から面材まで全てを3mm厚の磁器質タイルにより包むことで抽象性を高め、デザイン性の良い機器類を選定した。