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第2回報告会:戦間期のル・コルビュジエとアジール・フロッタンを考える

2021年3月 国際文化会館より中継

アジール・フロッタンは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期に、コルビュジエによってリノベーションされた、難民のための「浮かぶ避難所」である。本報告会では、「白の時代」の建築という視点から、その位置付け、またその文化的意義や可能性について考えたい。また「難民のための建築」という視点から、コロナウィルスの未曾有の脅威に直面し、我々も感染難民予備軍となった現在において、建築の今後の役割について考えたい。

プログラム

第1部
チェーンレクチャー:14時15分~16時30分
遠藤秀平(浮上報告)、竹山 聖、五十嵐太郎、加藤道夫、山名善之

第2部
シンポジウム:16時40分~18時
モデレーター:五十嵐太郎
パネリスト:竹山 聖 加藤道夫 山名善之 遠藤秀平

登壇者プロフィール

五十嵐太郎(建築史・建築評論家/東北大学大学院教授)
1967年 フランス・パリ生まれ
1992年 東京大学大学院修士課程修了
2000年 博士(工学)取得
2002年 中部大学工学部建築学科 講師
2005年 東北大学大学院 都市・建築学専攻 准教授
2009年 東北大学大学院 都市・建築学専攻 教授

遠藤秀平(建築家/神戸大学大学院教授)
1960年 滋賀県生まれ
1986年 京都市立芸術大学大学院修士修了(2004年博士課程修了 美術博士)
     石井修/美建・設計事務所
1988年 遠藤秀平建築研究所設立
2007年 神戸大学大学院教授
天津大学/東北大学(瀋陽)客員教授

加藤道夫(建築理論/東京理科大学客員教授)
1954年 愛知県生まれ
1984年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)
1984年 東京大学教養学部助手
1993年 東京大学教養学部助教授
2001年 東京大学大学院総合文化研究科教授
2019年 東京理科大学客員教授/東京大学名誉教授

竹山 聖(建築家)
1954年 大阪生まれ
1977年 京都大学卒業
1979年 東京大学大学院修士課程修了、博士課程進学
大学院在学中に設計組織アモルフを設立し設計活動を開始
1992年から京都大学で教鞭をとり2020年に定年退職
2020年より設計組織アモルフ代表に復帰

山名善之 (美術史家、建築家)
1966年 東京生まれ
1990年 東京理科大学卒業
1990年~1994年 香山寿夫建築研究所
1994年~2002年 パリ・ベルヴィル建築学校DPLG課程
パリ大学I美術史研究所博士課程
アトリエ・アンリ・シリアニ、ナント建築学校講師
2002年より東京理科大学専任講師、現・同理工学部教授

主催:日本建築設計学会(LCの船再生委員会)
共催:国際文化会館
協力:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社、他